[80年代アイドル]80年組

  1. デジタル・ナイト・ララバイ 石坂智子




デジタル・ナイト・ララバイ 石坂智子

2015.08.03 
石坂智子さん。
僕がリアルタイムで覚えているアイドルの限界ギリギリのライン。
もうこれより前のアイドルになると、ほとんど分かりません…。

石坂智子さんは第1回東芝タレントスカウトキャラバンで優勝し(ちなみに第2回優勝は川島恵さん、第3回優勝は桑田靖子さん。みんな歌が上手い!)、『ありがとう』という曲でデビューしました。

――というのは、大人になってから知ったことで、当時の僕にとっては、『デジタル・ナイト・ララバイ』という曲を唄っている人という知識しかありませんでした。
ある日テレビを見ていたら石坂智子さんが『デジタル・ナイト・ララバイ』を唄っていて、その後何度もその曲を唄っているところをお見かけし、10歳上の兄に「この曲よく聴くよね~」と話したことを覚えています。
何度も聴いているうちにすっかり覚えてしまい、家にいる時も外を歩いている時も『デジタル・ナイト・ララバイ』を口ずさんでいました(当時は今みたいに唄うことに恥じらいがなかった^^)。
特に、

あなたにすればone night
私にすればfirst night


(『デジタル・ナイト・ララバイ』(作詞・作曲:伊藤薫)より引用させていただきました)


の部分が好きで、繰り返し繰り返し唄っていました。
あまりに繰り返し唄うもんだから、ついに母親から「大人の歌なんだからいいかげん唄うのやめなさい!」と怒られる始末。
同じことを畑中葉子さんの曲でもやって怒られたことがあるし、当時「ボクは金髪のフランス人と結婚する!」ってよく言ってたし、我ながら何というマセた子供でしょう。
まぁでも、石坂智子さんの曲にしても畑中葉子さんの曲にしても、曲が好きだったから唄っていただけで、歌詞の意味はまったく分かっていませんでしたけどね(^^;)

これだけ繰り返し唄っていたということは、僕はかなり『デジタル・ナイト・ララバイ』がお気に入りだったんでしょうね(レコードは大人になってから中古レコード店で購入しました)。
かなりインパクトのある曲ですし、石坂智子さんの唄い方もパンチがあって堂に入っているし。
こんな調子でしたので、僕は大人になるまで

石坂智子さん=デジタル・ナイト・ララバイ=ヤンキーっぽい、半端ない場末感とやさぐれ感

というイメージを持っていました。
なので、大人になって動画サイトで1stシングル『ありがとう』や3rdシングル『ふたりの恋はABC』を聴いた時の驚きといったら!
こんなに清純派だったのかと。
石坂智子さんの曲の中では『ありがとう』が一番売れたんですよね。
たのきんトリオが主演したドラマ「ただいま放課後」の主題歌だったのですが、「ただいま放課後」はウチの地方では放送されていなかったこともあって、大人になるまで耳にすることはありませんでした。
僕は『デジタル・ナイト・ララバイ』のイメージしかなかったから、『ありがとう』を聴いてかなりびっくりしましたが、大多数の人はデビュー曲『ありがとう』の清純派のイメージを持ったまま2ndシングル『デジタル・ナイト・ララバイ』を聴いたわけですよね。
ファンだった人は面食らったでしょうね~。
曲によってイメージを変える戦略というのはいろんなアイドルで行われていますが、石坂智子さんにとっての誤算はやはり『デジタル・ナイト・ララバイ』があまりにもハマりすぎていたからではないでしょうか。
さっきも書きましたが、この曲を唄う石坂智子さんは本当に「堂に入って」いましたもん。
で、堂に入った『デジタル・ナイト・ララバイ』の次にどんな曲を出したかといえば、急に子供返りしたかのような『ふたりの恋はABC』で、もう突っ込みどころ満載(笑)

3rdシングルで

手と手をつなぐ事より
そっと背中にふれてね


(『ふたりの恋はABC』(作詞・作曲:伊藤薫) より引用させていただきました)


って言ってるけど、2ndシングルでは

背中に回る指先あやしい

(『デジタル・ナイト・ララバイ』(作詞・作曲:伊藤薫)より引用させていただきました)


って色気たっぷりに唄ってたじゃん!とか。
あと、3rdシングルで

Kissもまだ もちろんまだ
まだまだまだ 本当よ


(『ふたりの恋はABC』(作詞・作曲:伊藤薫) より引用させていただきました)


って言ってるけど、2ndシングルでは

今日は一人で帰る
私の言葉ふさぐ 
あなたのくちびるが痛いほど


(『デジタル・ナイト・ララバイ』(作詞・作曲:伊藤薫)より引用させていただきました)


って、もうチューしちゃってるじゃん!とか。

別に全曲を通して整合性を持たせる必要はないのですが、あまりにも真逆の内容なので、『ふたりの恋はABC』を聴くたびに「うそつけ!」と突っ込んでしまうのです(笑)
これ、恐ろしいことに、デビュー曲から最後のシングルまで、すべて作詞・作曲が伊藤薫さんなんです。
あの場末感・やさぐれ感満載の曲の次にこんなさわやかな純情ソングを唄わせるなんて、なにか立派な計算があったんでしょうか。
いくら何でも無理があり過ぎるような気が…。
もし、『デジタル・ナイト・ララバイ』を経た上で『ふたりの恋はABC』のような状況があるのだとしたら、それはそれでまた怖い。
相手を欺いて純情ぶっているってことですもんね。
どっちにしても怖いわー、石坂智子さんが気の毒だわー。
あともう一つ突っ込みたいのは、『ふたりの恋はABC』の振り付け。
あんなにさわやかな曲なのに、

愛に向けて まっしぐらよ

(『ふたりの恋はABC』(作詞・作曲:伊藤薫) より引用させていただきました)


の部分の振り付けはなぜあんなにベテランみたいに堂に入った振り付けなんでしょうか。
解せないわー。
ハッ!
「堂に入っている」ということは、やっぱり『ふたりの恋はABC』は『デジタル・ナイト・ララバイ』の延長線上にあるのかも。
あの振り付け一つで「もう遊び人はこりごり。純情な男に限るわ。狙った獲物は逃がさなくってよ、オホホ」(←キャラが変わってる^^;)的なことを表現しているとしたら…。
怖い、怖すぎる。
そして、奥が深すぎる。

まぁ、僕の勘繰り過ぎだと思いますが、石坂智子さんの曲はいろいろと考えさせられるものがあります。

ネットで調べていても、石坂智子さんのトークがどうだったとか、性格がどうだったとか、そういう話が全然見当たらないんですよね。
実際、素の彼女はどんな人だったんでしょうねぇ。
某サイトでファンクラブに入っていたという人をお見かけしましたが、その人にいろいろと石坂智子さんについて聞いてみたいものです。

● 作品リスト(シングル)

「ありがとう」          TP-17004 80.06.21
「デジタル・ナイト・ララバイ」 TP-17053 80.09.21
「ふたりの恋はABC」      TP-17105 80.12.21
「流れ雲」            TP-17127 81.04.21
「北国へ」            TP-17192 81.08.21

(Idol.ne.jp赫いわななきを参考にさせていただきました。感謝。)

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