2013年06月

  1. 「ブルーロマンス薬局」ポップコーン
  2. 『ゆ・れ・て湘南』(石川秀美)の「シングルバージョン」と「ちょっと違うバージョン」




「ブルーロマンス薬局」ポップコーン

2013.06.24 
出会いは衝撃的でした。

先日、CSのファミリー劇場で「ドリフ大爆笑」を見ていた時のこと。
「ドリフ大爆笑」って、ドリフのコント以外に、歌のコーナーがあるじゃないですか。
あれが好きで結構よく見るんです。
で、歌のコーナーはなぜか曲目も歌手名もテロップに出ないので、「あれは誰の何という歌だったんだろう?」と歌詞などを手掛かりに調べるのが楽しみだったりもします。

先日は、歌のコーナーに桑江知子さんが出てきて「私のハートはストップモーション」を唄っていました。
「この人は微妙に揺れながら唄うんだな」などと感心しながら見ていました。
そして桑江知子さんが唄い終わり、気を抜いた瞬間に、強烈な男女二人組が出てきて唄いだしたのです。
見たこともない二人組で、いつもなら歌詞の一部を覚えて後で歌手名や曲名を調べたりするんですけど、そんなことすら思いつかないくらい、ただただ呆気にとられて見ていました。
その時の僕はこんな感じ↓

衣裳に度肝を抜かれる
   ↓
振り付け(踊り)に度肝を抜かれる
   ↓
マイクのコードに度肝を抜かれる
   ↓
妙に歌が上手いことに気付く
   ↓
男性がかわいいことに気付く


まずは衣裳!
ファッションには疎いんですけど、サテン生地のサロペットっていうんですかね、これ。
歌のお兄さん・お姉さん的なイメージだったのでしょうか。
もうとにかく強烈。

そして、振り付け!
ロボットみたいなところとか、やたらちょこまか動くところとか、ウンウンと頷くところとか、突っ込みどころ満載(後にハマることになりますが^^;)。

さらに、マイクのコード!
最初は気付かなかったのですが、イントロの途中でマイクが首からぶら下がっていることに気付いてびっくり。
唄う直前にマイクを手に持ち、コードを首から外して唄い始めます。
しかし、唄っている途中もマイクのコードが肩から垂れているのを発見。
ど、どうなってるの?!
ということは、イントロの段階ではマイクのコードを首に二重に巻き付けてあったっていうこと?
すごい、すごいわー。

あまりに強烈でポカーンとしたまま見てしまったため、後でハッと気付いて歌手名と曲名を調べようと思っても手掛かりがありませんでした。
しかし、ネット上には便利なサイトがあるものです。
ドリフ大爆笑の曲目リストを公開してくれているサイトがあるのです。

ドリフ大爆笑・曲目リスト

僕が見たのは1979年3月27日放送の「ドリフ大爆笑」なので、その日の曲目を調べてみると、該当するのは

「ブルーロマンス薬局(ファーマシー)」 ポップコーン

でした。
うんうん、言われてみれば、「ファーマシー」って唄ってた気がする。
この曲に間違いない。
ポップコーンがどういう二人組なのか調べてみたところ、兄妹デュオということが判明。

ポップコーン ←ウィキペディアより

しかも、「スター誕生!」出身。
どうりで歌が上手いわけですね。
お兄さんが加本ひろの、妹さんが加本あつのという名前。
名前もなかなかインパクトがありますね。

で、「ドリフ大爆笑」で唄った時の「ブルーロマンス薬局」ですが、某動画サイトで見ることができます。
タイトルが横文字になっている動画が「ドリフ大爆笑」で唄った時の動画です。
ちなみに、「ブルーロマンス薬局」の歌詞はこんな感じ。

ブルーロマンス薬局の歌詞 ←歌ネットより

歌のお兄さん・お姉さんみたいな衣裳なので、子供向けの歌詞かと思いきや、そうでもないですね。
動画をご覧になった方は分かると思いますが、何の心の準備もないまま急にあの歌・振り付けが目に飛び込んできたら、そりゃびっくりしますよねー。
ぜひ皆さんもびっくりしてみてください(笑)。
っていうか、このポップコーンって結構有名らしくて、案外知らないのは僕だけだったりして。

別の動画サイトにはNHK「レッツゴーヤング」で唄った「ブルーロマンス薬局」もあるのですが、こちらはどうも出来が一息。
衣裳がサロペットじゃないし、二人の音量のバランスが悪くて、妹さんの声しか聞こえない。
お兄さんのマイクの音量を絞りすぎたのかな。
こっちの衣裳は歌のお兄さん・お姉さんというよりは、体操のお兄さん・お姉さんみたい。

ポップコーンはあまり売れなかったみたいで、シングル2曲を出して解散してしまいました。
その後、ひろのお兄さんは東寿明さんらと「AIR」を結成したらしいのですが、東寿明って名前、覚えてますよー。
といっても、動いているところは見たことがありません。
兄が買っていた「ヤングタレント大百科」(ケイブンシャ)という本に名前が載っていた気がする。
ただ、それだけ(笑)

ポップコーンや東寿明さんに関しては、いつもリンクさせていただいている「赫いわななき」というサイトに詳しく書かれていますので、そちらをどうぞ。

ポップコーン ←赫いわななきより

東寿明 ←赫いわななきより

「スター誕生!」が終了して10年後に放送された「スター誕生!同窓会」(1993年)にはポップコーンのお二人も登場したらしいのですが、ひろのお兄さんはかなり太ってしまい、あつのさんは妊娠していたとか(伝聞情報)。
ひろのお兄さんに関しては、その後も音楽界で活躍されているそうです。

僕は、この「ブルーロマンス薬局」を知って以来すっかりこの曲にハマってしまい、毎日某動画サイトで聴いています。
最近では、
この曲を唄いたい
さらには、
この曲の振り付けも踊ってみたい
と思うように…。
自分で自分が怖い。
誰か、僕とポップコーンを結成してくれる人、いませんか?
僕はひろのお兄ちゃんね。

● 「ブルーロマンス薬局」 ポップコーン
ワーナーリプライズ L-279R 79.02.25
作詞:林春生
作曲:都倉俊一
編曲:都倉俊一

SONGS~都倉俊一作品集SONGS~都倉俊一作品集
オムニバス 石江理世 小林美樹 木之内みどり ちあきなおみ 黒木真由美 天馬ルミ子 香坂みゆき 高田みづえ 桑江知子 倉田まり子

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『ゆ・れ・て湘南』(石川秀美)の「シングルバージョン」と「ちょっと違うバージョン」

2013.06.10 
以前、西村由紀江 「あなたに最高のしあわせを」という記事で、僕はアレンジ慎重派だということを書きました。
たとえ原曲の作曲者・編曲者本人であっても、よほどの理由がない限りアレンジはしてほしくないのです。
だって、アレンジしたものがオリジナルを超えることはほとんどないんだもの。

ということで、石川秀美さん。
アイドル当時は好きでも嫌いでもなかったのですが、今あらためて曲を聴いてみると、いい曲が多いんですよね。
特に、ブレークする前の曲が素晴らしい(「哀しみのブリザード」を除く)。
「妖精時代」「ゆ・れ・て湘南」「涙のペーパームーン」は今でもよく聴きます。
3rdシングルの「哀しみのブリザード」はねぇ…。
よくこれをシングルで出したなぁと思いますが、この曲で失速することなく持ちこたえたこと自体がブレークの兆しだったのかもしれませんね。

「妖精時代」「ゆ・れ・て湘南」「涙のペーパームーン」の中でも特に好きなのが、「ゆ・れ・て湘南」。
家にシングルレコードがあったので、小さい頃からしょっちゅう聴いていました。
最近になって、その「ゆ・れ・て湘南」にシングルバージョンとは少し違うバージョンが存在するのを知りました。
これってファンの間ではとっくに有名なことなんでしょうけど、僕は全然知りませんでした。
初めて「ちょっと違うバージョン」を聴いた時の違和感といったら…。
具体的にどこが違うのかというと――

◆ 間奏部分(1番と2番の間)のメロディーが

【シングルバージョン】
レ♭ドレ♭ドドシ♭シ♭ドシ♭シ♭ラ♭ラ♭シ♭ラ♭ソ

【ちょっと違うバージョン】
レ♭レ♭ドレ♭ドドシ♭ドシ♭シ♭シ♭ラ♭シ♭ラ♭ソ

◆ 「海を見てたね」「短い真夏を」「横顔みたいさ」の部分が

【シングルバージョン】
アンティシペーション

【ちょっと違うバージョン】
アンティシペーションじゃない


(ちなみに、「シングルバージョン」も「ちょっと違うバージョン」も馬飼野康二さんの編曲です)

アンティシペーションというのは説明が難しいんですけど、後に弾かれる音を先取りして弾くことをいいます(音楽用語辞典より)。
こちら↓のページを見てもらうと、よく分かるのではないかと思います。

アンティシペーション ←SONIQA より

「ゆ・れ・て湘南」にはアンティシペーションが多用されていて、それが曲の疾走感にもつながっていると思うのですが、なぜ「ちょっと違うバージョン」の「海を見てたね」「短い真夏を」「横顔みたいさ」の部分はアンティシペーションをやめてしまったのでしょう…?
なんか突然そこで立ち止まってしまうようで、せっかくの疾走感が消えているように思うのですが…。
その部分の歌詞が静的なので、あえてアンティシペーションをやめてしまったのでしょうか…。
ちなみに、歌詞は「海を見てたね」となっていますが、シングルバージョンの実際の歌には「海を見ていたね」と「い」が入っています。
文法的には、い抜き言葉よりもこちらの方が正しいですけどね。

それから、間奏部分の違い。
これは、初めて聴いた時、かなりびっくりしました。
なんで「レ♭ドド」が「レ♭レ♭ド」になっているの?って。
しかも、最初のイントロ部分はどちらも「レ♭ドド」なんですよ。
なんでわざわざ間奏部分だけ「レ♭ドド」を「レ♭レ♭ド」に変える必要があったんでしょう。
謎だ…。

僕自身はシングルバージョンを長年聴いてきたので、「ちょっと違うバージョン」は違和感大ありなのですが、中には「ちょっと違うバージョン」の方が正式なバージョンだと思っている人もいるようです。
というのは、石川秀美さんのベスト盤にこの「ちょっと違うバージョン」が収められていたりするからなんです。
もちろん、シングルバージョンが収められた別のベスト盤も存在するのですが、「ちょっと違うバージョン」が収められた方を買った人はそりゃあそっちが正式なバージョンだと思うでしょうねぇ。
なんと紛らわしいことでしょう。
さらに嘆かわしいことに、カラオケに至ってはほとんどが「ちょっと違うバージョン」が採用されているんです。
間奏部分の「レ♭レ♭ド」を聴くたびに、「そこはレ♭ドドだろ!」と突っ込みたくなってしまいます。

馬飼野康二さんは僕の大好きな作曲家さんなので、機会があったらなぜこんな不可解なアレンジをしたのか聞いてみたいですねー(←そんな機会あるわけないだろ)。

あ、そうそう、「ゆ・れ・て湘南」は曲だけ聴いてもすごくいいんですけど、振り付けがまたカッコいいんですよ。
イントロ部分の「ゆれて」る振り付けやその後のキビキビした動きもいいですし、最後の決めポーズなんかは70年代の男性アイドルかよと思ってしまいます。
機会があったらぜひ某サイト等で見てみてくださいね♪

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